多伎芸神社D

  • No:259
  • 年号:明治11年
  • 西暦:1878
  • 神社名:多伎芸神社D
  • 石材:来待石
  • 形式:構え型阿吽
  • 尾形:蝋燭斜立尾
  • 玉取り・子取り:
  • 台座:盤座・□
  • 住所:出雲市多伎町口田儀
  • 特記事項:来待石製構え型狛犬3対 1対には明治十一年丁寅二月吉日 當町 □又喜一 □苗□年   作下□郡川上□太 新早中 この神社には櫻井多四郎などたたらに関わる名前が見られる。また石材も来待石、福光石、凝灰角礫岩、雲州の花崗岩、瀬戸内の花崗岩など多方面から運ばれ狛犬、灯籠、鳥居などに使用されている。この神社が櫻井家に関わりの深い神社であることが、これら石材の産地からもうかがえる。この神社の三刀屋石製鳥居には三刀屋石工幸助の名がある(文政七)。この石工はおそらく大森にある羅漢寺石窟の総棟梁である三刀谷住和田宗四郎一門であろう。また猫足台座の明らかに瀬戸内の赤御影製灯籠が存在する。この神社から遡って鎮座する大田市富山町王子神社の鳥居が尾道石工作である。たたらによっての影響が顕著に見られる神社である。◆ 三刀屋石製鳥居 正徳五(1715)再建文政七(1824)三刀屋住石工幸助
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