1400万年前の火山灰と砂は粗粒凝灰岩質砂岩(そりゅうぎょうかいしつさがん)として現代に蘇り、いわゆる来待石として古墳時代の石 棺石室、中世石塔石仏、松江の城下町を形成、近世釉薬(石州瓦の上薬)、建築用材、墓石、灯籠、狛犬など、そして現在お洒落なインテリアとしての商品も作 られております。今回「島根の狛犬」と題して悉皆調査した結果を一部ご紹介しました。今後随時、写真データ等も入れた「島根の狛犬」をアップさせていく考えです。来待石は加工がし易く、松江藩領時代は「お止め石」とよばれ、藩の許可がなけねば藩外持ち出し禁止の処置がとられた、藩の財源となった石でありま す。来待石製の狛犬など情報がありましたら御一報いただくと助かります。
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